路地が1本、違っていたら しみた「おかえり」 梨泰院事故1カ月

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藤原学思
【動画】韓国・梨泰院事故=成山結香さん提供
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 満員電車が怖くなった。あの日の恐怖を、体が覚えている。たった一本、路地が違っていたら――。韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故から1カ月。兵庫県在住の保育士、成山結香さん(26)は日々、生きていることの尊さをかみしめている。

 成山さんは毎朝、職場に向かうために大阪市営地下鉄の御堂筋線に乗る。ラッシュ時には、体が浮きそうになる。

 「あの時もそうだった」

 10月29日夜、3年ぶりに訪れたソウル。コロナ禍の生活でネットフリックスのドラマ「梨泰院クラス」にハマり、そのロケ地に行ってみたかった。現地の友人が車を出してくれたが、目的地周辺はあまりに混んでいて、流れが悪かった。

 ちょうど事故が発生したころ、午後10時19分に車内から撮った動画がスマホに残っている。

 映像はまさに、事故のあった…

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