韓国、わずか3分で2点差追いつくも猛攻及ばず ガーナに痛い敗戦
岩佐友
(28日 W杯1次リーグH組 ガーナ3-2韓国)
試合終了の笛が鳴ると、韓国の選手数人はピッチに倒れ込んだ。
2点を追う後半は攻勢に出た。13分、16分に立て続けにFW曺圭成がクロスを頭で合わせた。あっという間に追いついた。
逆転に向けて勢いづいた矢先だった。23分、右サイドへの侵入を許すと低いクロスが逆サイドへ流れる。フリーで構えていたクドゥスに決勝点を奪われた。
前半も自陣右サイドからのFKやクロスから2失点。ガーナに同じ弱みを突かれた形だ。
アジア勢は2連敗のカタール以外、サウジアラビア、日本、イラン、豪州がすでに1勝。韓国は難敵ウルグアイとの初戦に引き分け、ここで勝てば、3大会ぶりの1次リーグ突破に近づいていた。
しかし、勝ち点を積み上げられなかった。追い込まれた状況で第3戦のポルトガル戦に向かう。(岩佐友)
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