「勝つために犬の特別攻撃隊を」 日本が始めた戦争で起きたこと

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神谷裕司
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 12月8日は、日本が太平洋戦争を始めた日。81年前の1941年のこの日、日本軍がマレー半島に上陸し、米国ハワイの真珠湾を奇襲攻撃した。

 開戦の日を前に、戦争遺品約200点を常設展示する福岡県小竹町御徳の民間施設「兵士・庶民の戦争資料館」を訪ねた。遺品からは戦争の実相の一端が垣間見えた。

「敵に体当たりさせて立派な忠犬に」「何が何でもお國に献納を」

 JR筑豊線・小竹駅から車で約5分。雑木林の丘のふもとに小さなプレハブの建物が立っている。約33平方メートルの室内には、戦争遺品が所狭しと並ぶ。

 記者が目を離せなかった一つが、太平洋戦争の日米の激戦地、フィリピン・レイテ島で見つかった眼鏡だ。割れたレンズ、外れたつる。鹿児島県から来た男性が「レイテで戦死した父親の眼鏡かもしれない」と涙を流したという。

 戦争後期、国は軍需用毛皮をつくるため、国民に飼い犬や猫の供出も求めた。「犬の献納運動」の東京・八王子での回覧文書も展示されていた。

 「勝つために犬の特別攻撃隊…

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