米下院議長候補、ツイッターめぐりマスク氏擁護 「非難やめるべき」
ワシントン=合田禄
米ツイッターを買収し、凍結されていた複数のアカウントを復活させている起業家のイーロン・マスク氏について、米連邦議会下院の議長候補に選出されているマッカーシー議員(共和党)は29日、「マスク氏を非難するのはやめるべきだ」との見解を示した。
マッカーシー氏はホワイトハウスでバイデン大統領と面会後、記者団の取材に応じた。ツイッターについての見解を問われ、「(言論の自由を定めた)合衆国憲法修正第1条がある。説明責任について、政府が政治的見解のために国民を追及することを我々は許さない」として、マスク氏を擁護する姿勢を示した。
マッカーシー氏は「マスク氏は多くの成功を収めている。政府が追及するよりも、私は彼に賭ける」とも語った。
一方、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は28日、ツイッターについて「注視している。ソーシャルメディア企業はそのプラットフォームが暴力の扇動に使われることを防ぐ責任を負っている」などと指摘していた。
また、民主党の上院議員7人…