北陸電、45.84%の値上げを国に申請 規制料金、大手で5社目
宮川純一
北陸電力は30日、来年4月以降の家庭向け規制料金を平均45・84%値上げしたいと経済産業省に申請した。大手電力会社では5社目。28日には四国電が28・08%、沖縄電が40・93%の値上げを申請している。
北陸電によると、値上げ対象となる家庭は全体の約半数の55万件。平均的な家庭(毎月の使用量230キロワット時)の電気代は月6402円から2696円上がり、9098円になる。
今回の値上げ幅は、志賀原発2号機(石川県)が2026年1月に再稼働すると織り込んで算定した。このため平均家庭で値上げを月115円分抑えたという。
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