アニメ「邪神ちゃん」制作費、不認定を一転し決算認定 富良野市議会

三木一哉
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 北海道富良野市ふるさと納税で集めた費用で制作されたアニメ「邪神ちゃんドロップキックX」をめぐり、市議会の委員会で不認定となった制作委託料を含む一般会計決算が、30日にあった市議会本会議で一転して認定された。

 アニメは約24分で、半身人間、半身蛇の悪魔の「邪神ちゃん」が主人公。富良野の観光地や名産を楽しむ内容が含まれ、道内他地域でも同様の作品が作られている。

 富良野編では、多額の借金を背負った邪神ちゃんが「臓器を売って返済する」と決意する描写がある。15日の決算審査特別委員会では、これを一部委員が「富良野のイメージを落とす」などと批判。制作委託料3300万円を含む2021年度一般会計決算が不認定となった。

 一方、30日の本会議では、認定と不認定が8対8の同数となったが、議長裁決で認定された。

 採決前の討論で賛成派の議員は「臓器売買のくだりも、最終的には長い年月で借金を返済するという結論になっている。名所・物産が数多く紹介され、誘客の促進に役立つ」と主張。反対派の議員は「市として表現には最大限の注意が必要。市民と作り上げてきた富良野のイメージを損ねる」と主張した。(三木一哉)

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