先祖に導かれ、広島からプラハへ ソプラノ歌手は被爆体験を語り継ぐ

有料記事核といのちを考える

編集委員・副島英樹
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現場へ! 被爆を伝承する①

 秋晴れの10月21日午後、「岸田クラス」の一行9人は2台の車に分乗し、広島市西区のJR横川駅から北上して安佐北区の日浦地区まで、途中下車しながら約15キロの道のりを進んだ。

 その中に、北九州市から参加したソプラノ歌手の豊嶋(てしま)起久子がいた。広島市が2012年に始めた「被爆体験伝承者」の養成研修で19年から学んでいる。

 この日は、豊嶋たちが伝承しようとしている被爆者の岸田弘子(83)=広島市佐伯区=を囲んでのフィールドワーク。1945年8月6日の原爆投下後、当時5歳だった岸田が母や弟と避難した足取りをたどった。

 避難先の遊び場だった小さな…

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