5歳の少女が見た原爆 息絶えた赤ちゃんも黒い雨も「幻ではない」

有料記事核といのちを考える

編集委員・副島英樹
[PR]

現場へ! 被爆を伝承する②

 ソプラノ歌手の豊嶋(てしま)起久子が運命の絆を感じ、被爆体験を受け継ぐ相手に選んだ被爆者の岸田弘子(83)は、広島平和記念資料館の「被爆体験証言者」として2015年4月から、修学旅行生や平和学習の参加者たちに被爆体験を伝えている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で昨年は月に1、2回あるかないかだったが、ロシアがウクライナに侵攻した今年は9月に入って一気に証言の機会が増えた。岸田はウクライナ戦争で空気が変わったと感じている。以前より、先生も児童生徒も真剣なのだ。

 「特に先生方の意識が変わった。戦争と平和の問題をどう伝えたらいいのか、一生懸命に見える。こちらも真剣勝負です」

 1945年8月6日朝、当時…

この記事は有料記事です。残り1018文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント
核といのちを考える

核といのちを考える

被爆者はいま、核兵器と人類の関係は。インタビューやコラムで問い直します。[記事一覧へ]