日本、決勝T進出なら対戦国は? クロアチアかベルギーかモロッコか
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場している日本は、日本時間2日午前4時から、スペインとの1次リーグ最終戦を迎える。日本がいるのはE組。試合の結果、もしも決勝トーナメント進出となれば、8強をかけてF組を勝ち上がってきたチームと対戦する。
E組1位なら、F組2位との試合。E組2位なら、相手はF組1位だ。
先に結果が出るのはF組。同日午前0時から、クロアチア―ベルギー、カナダ―モロッコの2試合がある。
現状の順位は①クロアチア(勝ち点4)②モロッコ(同4)③ベルギー(同3)④カナダ(同0)。
上位2チームは勝ち点で並ぶが、その場合は得失点差で順位が決まる。得失点差はクロアチアがプラス3、モロッコがプラス2。結果、クロアチアが首位に立っている。カナダは1次リーグ敗退がすでに決まっている。
▼前回大会準優勝のクロアチアが前回3位のベルギーに勝った場合。
もう一方の試合でモロッコがカナダを破れば、クロアチアとモロッコの勝ち点はともに7。どちらが1位かは得失点差次第となる。
モロッコが引き分け以下の場合は1位がクロアチア、2位はモロッコだ。
▼クロアチアとベルギーが引き分けた場合。
モロッコがカナダに勝てば、モロッコが1位通過。2位はクロアチアとなる。
モロッコが引き分ければ、クロアチアとともに勝ち点は5。得失点差で1位がクロアチア、2位はモロッコになる。
モロッコが敗れると、クロアチアの1位通過がまず決定。勝ち点4で並んだモロッコ、ベルギーが2位を争う形に。第2戦終了時点の得失点差は、モロッコがプラス2(総得点2)で、ベルギーはマイナス1(同1)。第3戦の得失点状況次第で2、3位は入れ替わる。仮に得失点差が並んだ場合は、総得点の比較となる。
▼クロアチアがベルギーに敗れた場合。
モロッコは白星を挙げれば、1位通過決定。2位はベルギーだ。
モロッコが引き分ければ、1位はベルギー、2位がモロッコに決まる。
モロッコが敗れると、ベルギーの1位がまず固まる。2位は勝ち点4で並ぶクロアチア、モロッコの争い。得失点差、総得点の勝負になる。
F組の第3戦開始から4時間後、E組の日本(勝ち点3)―スペイン(同4)、コスタリカ(同3)―ドイツ(同1)がキックオフを迎える。
日本がスペインに勝つなどしてE組1位をつかむと、決勝トーナメント1回戦は日本時間6日午前0時から。E組2位なら、同7日午前0時から1回戦を戦う。
日本が目標に掲げてきた8強入りを達成した場合、準決勝進出をかけて戦う相手は、ブラジル、スイスなどがいるG組、ポルトガル、ウルグアイなどがいるH組のどちらかから勝ち上がってきたチームだ。
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