なら・観光ボランティアガイドの会 創立25周年でイベント

今井邦彦
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 奈良市を訪れた観光客や修学旅行生に町の歴史や魅力を紹介しているNPO法人「なら・観光ボランティアガイドの会」(愛称・朱雀)が、創立25周年を迎えた。それを記念して、様々なテーマに沿って選んだ寺社にガイドが待機し、案内するイベント「奈良の古社寺巡り~あなたに伝えたい奈良の魅力~」を、来年3月まで連続で開催する。

 11月26日には「空海の足跡を巡る」をテーマに、真言宗の開祖・空海(774~835)が東大寺の別当(住職)だった時期に建立した東大寺真言院と、空海が刻んだとされる石仏を本尊とする空海寺で、ボランティアガイドが訪れた人たちを案内した。通常は非公開の真言院が特別に公開され、大師堂の弘法大師坐像(ざぞう)(重要文化財)も開扉。次々と訪れる人がガイドの説明に聴き入った。

 同会は1997年に結成。5年前の創立20周年には、世界文化遺産「古都奈良の文化財」の構成資産である平城宮跡などを巡るイベントを開催した。「25周年の今回は、有名ではなくても、私たちがぜひ見てほしいと思う隠れた名所を巡るコースを用意しました」と記念事業実行委員の黒崎幸子さんは話す。

 3日には「称徳天皇勅願の大寺・尼寺跡を巡る」をテーマに、鎌倉時代に復興された姿を残す西大寺と、現在は商業施設「ならファミリー」の中にタイルで礎石跡が表示されている西隆寺跡を案内する。その後も「怨霊伝説の社寺を巡る」「ならきたまちに佇(たたず)む古社寺を巡る」などのテーマで、3月まで8回の特別ガイドを開催。このイベントのために特別に拝観できる寺社も多い。各回とも予約不要、ガイド料無料。拝観料は各自負担。

 詳細はホームページ(https://www.e-suzaku.net別ウインドウで開きます)に掲載。問い合わせは同会(0742・27・9889、午前9時半~午後4時)へ。今井邦彦

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