育てる子どもに着目した「違憲状態」 家族法専門家が見る同性婚訴訟

有料記事

聞き手・村上友里
[PR]

 同性愛者がパートナーと家族になる制度が存在しないのは「違憲状態」――。同性婚が認められていないのは憲法に違反するとして、同性カップル8人が国を訴えた訴訟で、東京地裁は30日、こんな判決を出しました。家族法に詳しい京都産業大の渡辺泰彦教授に、判決をどう見たのかを聞きました。

 違憲状態と判断し、同性婚の実現に向けて一歩前進だといえるでしょう。6月の大阪地裁判決は「合憲」としながら、緩やかに立法府に対応を促しましたが、それより強く迫ったと言えます。

 ただ、その歩幅がどれくらいなのかが問題です。東京地裁判決では、同性愛者がパートナーと家族になる方法として、異性カップルと同等の法律婚よりも、同性パートナーシップ制度などの導入を重視している印象を受けました。

 世界的には同性パートナーシ…

この記事は有料記事です。残り779文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント