JR東日本、専用道でのバス自動運転を公開 運行開始は5日から

星乃勇介
【動画】専用の大型バスで自動運転を始めるJR気仙沼線=星乃勇介撮影
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 JR東日本は11月30日、開発を進めてきた気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の自動運転の様子を報道関係者に公開した。宮城県登米市の柳津―陸前横山間4・8キロの専用道でバスを走らせ、発着や加減速、障害物を検知したときの急停止などを実演した。

 バスにはセンサーやカメラが載せられ、地面に埋め込まれたマーカーをたどって走る。運転手が自動運転のボタンを押すと動きだし、ハンドルが切られて専用道を走り出した。

 途中は上限の時速60キロ近くまで加速。行き違いもスムーズにこなした。道路上に人がいるという想定で人形が置かれたが、自動で徐々に停車。人形を撤去すると発車した。

 一般客を乗せて走るのは今月5日から。自動運転の区間は柳津―陸前横山間で1日2往復。緊急時に備えて運転手は乗る。同社イノベーション戦略本部統括の西村佳久執行役員は「将来の無人運転をめざし、検証を続ける」とした。

 気仙沼線、大船渡線は2011年の東日本大震災で線路の約3割が流失、BRTに転換した。運転手減少や公共交通の将来像の一つとして、同社は18年度に自動運転の実験を開始。今回「安全性が確認できた」として実用化に踏み切った。(星乃勇介)

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