殺人容疑の長野県議、自民は除名も視野 「こんな事態になるとは」

遠藤和希 菅沼遼
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 現職県議の殺人容疑逮捕という異例の事態に衝撃が広がる長野県議会で30日、11月定例会が開会した。自民党県連は、逮捕された丸山大輔県議(48)の除名処分も視野に手続きを進めていることを明らかにした。また、県警は丸山容疑者を長野地検に送検した。

 定例会が開会した本会議場では、丸山議員の議席が空席のまま議事が進んだ。

 自民党県議団は開会に先立ち、会合で自民党県連から今後の対応の報告を受けた。会合後、報道陣の取材に応じた県連の萩原清幹事長は「党規約では議員が逮捕された場合は除名などとすることが決まっている」と説明。「こんな事態になるとは想像もしていなかったが、党規約に沿って粛々と手続きを進める」と話した。

 丸山議員は、県議会で総務企画警察委員会の委員長を務めている。議会事務局によると、事故や病気などで欠席する場合は通常、副委員長が議事を進行する。自民党県議団によると委員長は辞職願がないと解職できないため、今後弁護士を通じてやりとりをするという。

 事件について、阿部守一知事は本会議後の会見で「県警の方で捜査を進めている状況なので、私の立場としてはその状況をしっかり見守りたい」と話した。

 この日の県議会では、物価高騰の影響を受ける農家や事業者への支援、新型コロナ感染症対策費などを盛り込んだ計71億7300万円の一般会計補正予算案を含め、計34議案が議会に提出された。会期は16日まで。(遠藤和希 菅沼遼)

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