キーウにミサイル攻撃か 1人死亡、朝日新聞記者1人含む20人負傷
ウクライナの首都キーウで31日、ロシア軍のミサイルによるとみられる攻撃があった。朝日新聞の記者2人が滞在するホテルも被害を受け、映像報道部の関田航記者(36)が足に軽傷を負った。病院で治療を受けている。
キーウのクリチコ市長はソーシャルメディア「テレグラム」で、今回のキーウの複数の地区に対する攻撃で1人が死亡、日本人記者を含む20人が負傷したとしている。
記者2人はキーウ中心部のホテルに宿泊していた。関田記者によると、攻撃があった当時、ホテルの敷地内の屋外にいて、がれきの破片があたり、右足のふくらはぎにけがを負ったという。
自室にいた国末憲人編集委員(59)によると、31日午後2時(日本時間午後9時)ごろ、ホテルの外で2回ほどミサイルを迎撃するような音が聞こえた。その後、「ドカン」と大きな音がして、部屋の窓ガラスが粉々に砕けたという。(真田嶺)
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- 【視点】
このホテルは外国人宿泊客が多く、外国人記者、ジャーナリストの宿泊も多いホテルであり、ロシア軍は巡航ミサイルでそれを攻撃した。 ロシア軍が一般市民を無差別にミサイル攻撃すること自体が国際法違反の戦争犯罪であることは何度でも言い続けなくてはな

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