学生たちが日本語の字幕をつけた海外映画が3日、東京都日野市の明星大学で特別上映される。難民がテーマの映画で、言葉を選びながら仕上げた。授業の一環での取り組みで、今月開催の「難民映画祭」でも、オンラインで上映される。
映画は「地中海のライフガードたち」。シリア難民を救出しようと奮闘する、スペイン人のライフガードらを描いたドラマで、実話が元になっている。
字幕を付けたのは、同大国際コミュニケーション学科の学生25人。「映像翻訳」という授業で、グループを作って手分けをし、夏休みに8日間をかけて翻訳した。俳優が話す言葉の9割はスペイン語。ただ英語の字幕がついており、それを元に場面の様子も踏まえて日本語訳を付けた。
映像は次々に変わるため、短…