150曲演奏できるオルゴール 老舗手がける次世代品の驚きの値段は
安田琢典
精密機械工業が盛んな長野県下諏訪町の老舗オルゴールメーカーで、現在は電子部品大手の「日本電産サンキョー」が、斬新なデザインの「次世代オルゴール」を発売した。
内部が見える独創的なデザインに加えて、音を鳴らすくし歯の仕組みを改良したことで150曲の演奏を可能にした。美しいデザインと高度な技術の粋を集めたこの逸品、そのお値段は――。
1946年創業の同社は、85年から高級オルゴール「オルフェウス」シリーズを発売している。
同シリーズの一つで、「KANATA」と命名された次世代オルゴールの特徴は音を鳴らす仕組みにある。
フェラーリや新幹線に携わったデザイナーが手がける
同社オルゴール広報事務局に…