アジア人ヘイトで女性を100発以上も殴った男、17年半の禁錮刑に
ニューヨーク=遠田寛生
米ニューヨーク州ウェストチェスター郡の裁判所は11月29日、アジア系住民への憎悪を理由に同じアパートに住むフィリピン系の女性を襲ったとして起訴されていたタンメル・エスコ被告(42)に禁錮17年6カ月の判決を言い渡した。NBCなど複数の米メディアが伝えた。
報道によると、エスコ被告は3月11日夜、ニューヨーク州ヨンカーズのアパートの玄関で、アジア人を差別する言葉を叫んだ後、女性(当時67歳)を襲った。被害者の頭を後ろから殴って地面に倒し、100発以上も殴り続けたという。
作業用のブーツで上体を何度…