市長室の机など落札額50万円 市議会は「パフォーマンス」批判も

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島脇健史
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 大阪府交野市の山本景市長(42)が、半世紀にわたって歴代市長が使ってきた市長室の机など4点をオークションサイトに出品し、50万円(予定価格10万円)の値がついた。1日、市の審査を経て落札者が決まったと発表した。記者会見した山本市長は「財政健全化に向けて、市長自らが姿勢を示すために象徴として行った」と話したが、市議会から「パフォーマンスだ」と反発もでている。

 市によると、出品されたのは、市が発足した1971年に購入された市長室の木製の机とサイドボード二つ、購入時期不明のイスの計4点。官公庁向けのオークションサイトで11月22~29日に入札があり、4点セットで予定価格の10万円からスタート。最終的に予定価格の5倍の50万円となった。落札したのは大阪府枚方市の企業だった。売却による収入は、市の一般会計に入るという。

 山本市長は現在、私物の長机やイスを市長室に持ち込み、執務をしている。山本市長は「市土地開発公社による土地購入で市の財政が悪化しており、財政健全化の姿勢をみせるために出品した」と説明。「新品で買っても10万円はすると思うので、かなり高く買ってもらえた。今後は市長の報酬カットや市の土地売却などで、財政健全化を前に進めたい」と語った。

 市長室の机の売却を巡っては、市議会から「市長のパフォーマンス」「歴代の市長が使ってきた机をなぜ売却するのか」という批判が出ていた。市によると、市民から「市の財産として長年使ってきたものを売っても、財政健全化にはならない」といった意見が数件寄せられたという。

 山本市長は「机やイス単体で…

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