外から見る中国の姿、動いた心 若者らは新宿でそろわない声を上げた

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畑宗太郎
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 「習近平、下台(やめろ)!」

 東京・新宿で11月30日夜、中国の最高指導者の退陣を求めるそんなかけ声が響いた。中国各地に広がった抗議運動に呼応し、日本に住む中国出身の若者たちが開いた集会での出来事だ。しかし、現場で参加者たちに話をきくと、皆が政権打倒まで求めているわけではなく、主張や立場に「濃淡」がありつつも、ゆるくつながっている様子が浮き彫りになってきた。

 集会が始まったのは午後7時ごろ。直前まで降っていた雨がやむと、JR新宿駅南口の屋根の下で待機していた多くの参加者たちが目の前の歩道に移動し、まもなく拡声機を使ったシュプレヒコールや演説が始まった。

 「習近平、下台!」「共産党、下台(退陣せよ)!」

 音頭をとる人たちをプラカードや白い紙を手にもった人たちが囲むように立ち、あとに続いて声を上げた。プラカードには「自由と人権」「独裁者をやめさせろ」などのメッセージが並び、白い紙には中国の言論の不自由さを批判する意味が込められる。現場の空気は早くも熱気を帯びてきた。

「応援する気持ち」見せつけたい

 その輪を少し外れたところに、様子を眺める男女2人組がいた。

 「あの人たちの主張はちょっと過激すぎます」

 都内の大学に留学中という2…

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