リーニエンシーって?申告で課徴金免除も 導入の経緯や活用状況は
米田優人
談合やカルテルのニュースで「リーニエンシー」という言葉が時々登場します。
これは課徴金減免制度のこと。課徴金とは、談合やカルテルといった違反行為をした企業に対して科せられる金銭的不利益です。
リーニエンシーは、談合やカルテルに関わった企業が、独占禁止法に違反する行為を公正取引委員会に自主的に申告すれば、刑事告発を免れたり、課徴金の減免を受けたりできる仕組みです。
仕組みが導入された経緯や活用状況について解説します。
減免制度が導入される以前は…