岸田内閣による経済対策の裏づけとなる2022年度第2次補正予算案の審議が、大詰めを迎えている。1日の参院予算委員会で与野党による質疑が一巡。総額約29兆円もの巨額な規模の予算案に対して、「必要な人に届かない」や「まだ足りない」といった注文が相次いだ。
「コロナの影響や物価高で困窮する若者への支援があまりにも足りていない」。1日の審議で、日本維新の会の高木佳保里氏はこう述べ、巨額の補正予算なのに緊急的に必要な人に支援が届いていないと指摘。子ども関連予算の倍増を明言している首相に、どう実現させるのかと迫った。
首相は「若者支援が重要とい…