愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナウイルスワクチンの接種後に女性が死亡した問題を受け、県は1日、重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」を想定した応急体制の訓練を県営名古屋空港(同県豊山町)で行った。医師や看護師ら約25人が参加し、同市や名古屋市など16市町の担当者らが視察した。
県がんセンターの伊東直哉・感染制御室長は訓練後、接種会場で初めて会う医療従事者も多いことをあげ、「コミュニケーションをしっかりとることが改めて大切」と話した。この問題では、県医師会が最重症型のアナフィラキシーが疑われた状況だったとし、「その場でアドレナリンの筋肉注射をすべきで、体制に問題があった」などと指摘していた。
県によると、同空港を含む県…

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