「家康」のせんべいや餅、大河ドラマゆかりの地で 鉄道3社が発売

小山裕一
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 来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、主人公の徳川家康にゆかりのある地域に路線がある静岡鉄道(静岡市)と遠州鉄道浜松市)、名古屋鉄道名古屋市)の3社が、家康にちなんだ土産用の菓子を共同で作り、販売を始めた。各エリアには大河ドラマ館が設けられ、集客が見込まれることから、3社は今後、土産品以外でも連携していくという。

 家康が生まれた岡崎城がある愛知県岡崎市には名鉄名古屋線が走る。静鉄の本社がある静岡市は家康が今川家の人質として過ごした場所で、将軍を退いた後に大御所政治の拠点となった駿府城がある。遠鉄の路線がある浜松市には家康の天下統一の足がかりとなり、「出世城」と呼ばれた浜松城がある。

 3社が第1弾として作ったのは、「天下統一 出世重ね餅」と「きなこ煎餅(せんべい)」の2種類の菓子だ。

 「重ね餅」は岡崎の八丁みそ、浜松名産のミカン、駿河(静岡)にちなんだ抹茶あずきの3種類の味が楽しめる。三つの味が10個ずつ入って900円(税込み)。

 「きなこ煎餅」は、献上されたきなこ餅(安倍川餅)を家康がかなり喜んだというエピソードにちなんだ。販売エリアごとにパッケージが異なり、岡崎市を中心とした名鉄の担当分では竹千代と名乗っていた幼少期を、浜松市周辺では青年期を、静岡市周辺では大御所期をイメージした姿のものが売られている。1袋に50グラム入りで400円(税込み)。

 土産品は、県内では浜松市や静岡市周辺の高速道路サービスエリアなどで販売されている。

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 弁当製造の「東海軒」(静岡市)も大河ドラマにちなみ、駅弁「家康公の駿河御膳」を売り出した。1日当たり20~30個の限定販売になる。今月4日までと、来年1月6日から大河ドラマが終わるまでJR静岡駅で買える。1個2千円(税込み)。

 家康が好物だったと伝わるナスを使ったはさみ揚げやナスみそ、タイの切り身、安倍川餅などが入っている。桜エビのつくだ煮や黒はんぺんの磯辺揚げ、鶏のひき肉が入った卵焼きなども盛り込んだ。また、徳川家の家紋「葵(あおい)の紋」の形をしたのりが個包装で入っており、弁当内の茶飯の上にのせて食べられるという。同社の担当者は「静岡市を訪れた大河ドラマのファンなど、多くの方に味わって欲しい」と話す。(小山裕一)

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