3%賃上げでも…緩和修正「少し時間かかる」 日銀の野口審議委員

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友田雄大
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 日本銀行の野口旭審議委員は1日、秋田市内で記者会見し、来年の春闘で3%のベースアップ(ベア)による賃上げが達成された場合も、「(日銀は)ただちに政策転換ということにはおそらくならない。もう少し時間がかかるのではないか」と述べた。金融緩和を当面、続けるべきだとの考えを強調した格好だ。

 野口氏は金融緩和に積極的な「リフレ派」として知られている。秋田県の経済界との懇談後に開いた会見で、来春闘について「仮にベアで3%の賃上げが実現されるとたいへん喜ばしい」と期待感を示した。

 ただ、実現した場合でも「物価と賃金が同時にゆるやかに上昇していくという経路を十分に確認する作業が次に待っている」と言及。「1回限りそれ(3%のベア)が実現されてもそれで終わりではない」などとして、賃上げや物価の動向を慎重に判断する考えを示した。

 一方で、物価の基調が一変し…

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