「スーパーがない」悩む住民を救え 観光客向け道の駅で始まった実験

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伊藤唯行
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 観光客でにぎわう道の駅はあるのに、日用品を買えるスーパーはない。そんな悩みを解消すべく、ある「実験」が始まった。仕入れルートや採算性の確保といった課題があるなか、果たして買い物困難者を救うことができるのか。

 青森県の日本海側にある深浦町。週末には多くの観光客でにぎわう名所・千畳敷海岸に近い風合瀬(かそせ)地区に、道の駅ふかうら「かそせいか焼き村」はある。

 その名の通りイカ焼きが名物で、店内には目の前の海でとれたばかりの魚が並び、県産リンゴを使った菓子などの土産品も充実。年中ほぼ無休で、朝9時から夕方5時まで開いている。

 そんな売り場の一角に10月から、パンやインスタントラーメンといった食品のほか、文房具や洗剤、ろうそくなどの日用雑貨が並ぶようになった。

 「この地域には道の駅があるのに、地域の人がほしいものが置かれていない。そんな状況を変え、買い物ができるようにと始めた取り組みです」

 青森県の西北地域県民局で地域支援を担当する三浦和(のどか)主事は、取り組みの理由をそう説明する。

 道の駅周辺には、人口数百人…

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    大村美香
    (朝日新聞編集委員=食と農)
    2022年12月2日15時56分 投稿
    【視点】

    買い物支援の試みは全国各地で行われていますが、道の駅を活用するというのは優れたアイデアだと思いました。すでに稼働している店舗を使う分、経費は抑えられるでしょうし、立地条件も恵まれています。仕入れなどは、県内外の企業のアイデアを募ってもよいの