EU首脳、北京で習氏と会談 こじれた関係、改善へのきざしは?

有料記事

ブリュッセル=玉川透 北京=高田正幸
[PR]

 欧州連合(EU)大統領にあたるミシェル首脳会議常任議長が1日、中国を訪問し、習近平(シーチンピン)国家主席と会談した。人権や台湾問題でこじれるなか、貿易や投資の拡大をにらみ、関係強化に乗り出した。ただ、欧州は中国への警戒を解いておらず、本格的な関係改善は簡単ではなさそうだ。

 中国外務省とEUによると、両氏は北京の人民大会堂で3時間会談した。習氏は、前日死去した江沢民・元国家主席に触れ、「彼の遺志を受け継ぎ、戦略的かつ長期的な観点から中国とEUの関係を発展させていきたい」と関係改善に意欲を示した。

 ウクライナ侵攻をめぐっては…

この記事は有料記事です。残り1025文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料