大規模緩和「点検・検証を」 日銀・田村委員、物価目標も対象に

有料記事

徳島慎也 聞き手・徳島慎也
[PR]

 日本銀行の田村直樹審議委員(61)が1日までに、朝日新聞のインタビューに応じた。日銀が10年近く続ける大規模な金融緩和について、「しかるべきタイミングで、金融政策の枠組みや物価目標のあり方を含めて点検、検証を行うことが適当だ」と述べ、全面的な検証が必要との考えを示した。現職の審議委員が、物価目標の検証を求めるのは極めて異例だ。

 大規模緩和を始めた黒田東彦(はるひこ)総裁が来春退任する見通しで、今後、日銀内で緩和の検証を求める声が強まり、緩和策の見直し議論にもつながる可能性がある。

 三井住友フィナンシャルグループ出身の田村氏は岸田政権の初めての日銀審議委員人事で任命され、7月に就任した。金融政策決定会合に出席する正副総裁と審議委員の計9人のうちの1人で、金融政策を決める投票権を持つ。

記事の後半では、田村審議委員とのインタビューでの主なやりとりを紹介しています。

 田村氏はインタビューで、「…

この記事は有料記事です。残り2938文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント
富はどこへ 異次元緩和10年 5つのなぜ

富はどこへ 異次元緩和10年 5つのなぜ

金融緩和とは結局、何だったのか。分かりやすいイラストや専門記者の解説で探るとともに、私たちの暮らしへの影響を検証します。[記事一覧へ]