堂安律・田中碧の連続ゴールで日本逆転 スペインに2-1でリード
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は1日(日本時間2日午前4時)、1次リーグE組の最終戦があり、日本(世界ランキング24位)はスペイン(同7位)と対戦した。スペインは前半に先制し、日本は後半3分、6分にゴールを決めた。
前半11分、スペインはアスピリクエタの右クロスをモラタがヘディングで決めて先取点を挙げた。
後半、日本は長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダード)が退き、三笘薫(ブライトン)と堂安律(フライブルク)が入った。
後半3分、堂安が左足でミドルシュートを決め、同点に追いついた。
後半6分に三笘の左からの折り返しを田中碧(デュッセルドルフ)が押し込み、日本が2―1とした。
スペインは後半12分、ウィリアムス、モラタが退き、F・トレス、アセンシオが入った。
日本は後半17分、前田大然(セルティック)に代わり、浅野拓磨(ボーフム)が入った。
スペインは後半23分、ガビ、バルデが退き、ファティ、アルバが入った。
日本は後半24分、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)に代わり、冨安健洋(アーセナル)が入った。
日本代表の先発メンバーは次の通り。
▽GK 権田修一(清水エスパルス)
▽DF 長友佑都(FC東京)、吉田麻也(シャルケ)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、板倉滉(ボルシアMG)
▽MF 伊東純也(スタッド・ランス)、守田英正(スポルティング)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、田中碧(デュッセルドルフ)、久保建英(レアル・ソシエダード)
▽FW 前田大然(セルティック)
日本は第1戦で強豪ドイツに2―1で逆転勝ちしたが、第2戦はコスタリカに0―1で敗れた。1勝1敗の勝ち点3、E組2位で最終戦に臨む。
2010年南アフリカ大会優勝のスペインは、初戦でコスタリカに7―0と大勝。ドイツとの第2戦は1―1で引き分け、勝ち点4のE組1位で日本戦を迎える。
E組は日本―スペイン戦と同時刻にコスタリカ(同31位)―ドイツ(同11位)戦もキックオフ。日本がスペインに勝った場合、無条件で決勝トーナメント(T)進出が決まる。敗れた場合は1次リーグ敗退が決まる。
日本がスペインと引き分けた場合、コスタリカ―ドイツ戦の結果次第となる。
過去、日本はスペインと国際Aマッチで1度対戦して1敗。23歳以下の選手主体で争う昨年の東京オリンピック(五輪)では準決勝で対戦し、延長の末に0―1で敗れている。
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