「歴史的な勝利、引き続き努力を」岸田首相、森保監督に電話で祝意

森保ジャパン岸田政権

高橋杏璃
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 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本が強豪スペインを下して2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたことについて、岸田文雄首相は2日朝、首相官邸で記者団に「歴史的な勝利を日本が収めたこと、心からお喜びを申し上げます」と語った。

 早朝からの試合だったが、首相は「前半の後半ぐらいから見た。だから0対1で負けている状況から見ました」と笑顔で話した。首相は試合後、森保一監督と、日本サッカー協会田嶋幸三会長にそれぞれ電話し、「日本国民が勇気や元気をいただいた。心から勝利を喜び申し上げる」と伝えたという。

 首相によると、森保監督は「日本のみなさんに勇気や元気を届けることができたことを大変うれしく思います。そうしたことができたことを大変喜んでおります」と応じたという。首相は「ぜひ、監督をはじめ選手のみなさま方には、引き続き努力し、次の試合に臨んでいただければと願っている」と語った。

 一方、カタールの人権状況について欧米などを中心に抗議の動きがあることについて、首相は「それぞれの国で様々な取り組みが進められている。国際社会において人権問題を重く捉えているということを、我が国でもしっかり感じなければならないと思った。スポーツの世界でも、具体的な行動があるということ、人権の重みについて私自身も改めて感じた」と語った。(高橋杏璃)

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