(1日 1次リーグE組 日本2―1スペイン)
迷いなくゴール前へ飛び込んだ。
MF田中碧は「W杯で点を取るイメージをしていたので」。
後半6分、ペナルティーエリア手前でボールを持つと、右前にいたMF堂安律へパス。そのクロスを逆サイドにいたMF三笘薫がゴールライン際で折り返すと、相手の前に走り込んだ。右ひざにボールを当て、ネットを揺らした。
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で三笘のプレーがゴールラインを割っていないと判定され、勝ち越しのゴールが認められると、両手を突き上げ、仲間たちと抱き合って喜んだ。
チームの柱のMF遠藤航が右ひざを痛めたため、初戦のドイツ戦以来のスタメンが回ってきた。
「けが人が出てチャンスをもらった。自分が出る以上、ポジションを勝ち取りたい。目に見える結果を残せたのはよかった」
「神様がご褒美をくれたのかな」
W杯最終予選では昨年10月…