カルティエブレスレット、模造品すり替え盗んだ疑い 同様被害13件

増山祐史
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 高級ブレスレットを模造品とすり替えて盗んだなどとして、警視庁は、会社員の男(33)=東京都豊島区=を窃盗と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の仮装)の疑いで逮捕し、2日発表した。調べに対し、「お話しすることはありません」と供述しているという。

 捜査3課によると、男は4月28日午後5時35分ごろ、東京都中央区銀座5丁目のディスカウントショップで、陳列されているカルティエの金製ブレスレット1個(販売価格75万5千円)を模造品とすり替える手口で盗んだ疑いがある。また翌29日午後3時半ごろには、渋谷区神南1丁目の買い取り店で他人名義の免許証を示し、盗んだブレスレットを47万5千円で売却した疑いもある。

 同課は、男が事前に用意した模造品のブレスレットを服に忍ばせ、店のブレスレットを試着するふりをして値札を本物から模造品に付け替えたとみている。男は電話がかかってきたとして模造品を店に置いて店外に出て、そのまま行方をくらませたという。

 残された模造品は色合いは似ていたものの刻印がなく、軽かったことから店側が不審に思い、数日後に警視庁に相談していた。

 防犯カメラの映像などから男が容疑者として浮上。同課は男の自宅の捜索で、ブレスレットの模造品3個を押収した。

 都内では今年1~6月に今回の事件も含め、12店舗で13件の同様の被害が確認されており、被害総額は計約1470万円に上るという。(増山祐史)

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