スペイン戦勝利、早朝の渋谷でハイタッチ続く 「DJポリス」も出動
吉沢英将
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表が強豪・スペインに勝利した2日朝。東京・渋谷では早朝にもかかわらず多くの若者らが集まって歓声を上げた。警視庁の機動隊員らも出動し、大きな混乱が起きないよう目を配った。
午前5時過ぎ。試合後半の開始早々に堂安律選手のゴールで日本代表がスペイン代表に追いつくと、ハチ公前広場でスマートフォンで観戦していた若者らが「うおー」と絶叫。立て続けに田中碧(あお)選手の勝ち越しゴールがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で認められると、輪になって喜んだ。
日本代表が勝ち越して以降、警視庁は「DJポリス」や機動隊員をスクランブル交差点に配置。試合終了後、横断歩道でハイタッチを交わす若者らの横断をテープを伸ばしながら誘導した。
勝利の余韻は明るくなった午前7時過ぎまで続いた。渋谷署によると、大きなトラブルはなかったという。(吉沢英将)
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