富山の認定こども園、保育教諭が複数の園児に暴行の疑い 県警が捜査

竹田和博 野中一郎
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 富山市の私立認定こども園「本郷町保育園」で、保育教諭が複数の園児に対し、物置に閉じ込めたり、体を棒で突いたりしていたことが2日、同園などへの取材でわかった。富山県警富山南署が、暴行容疑で捜査している。

 風間宣夫園長によると、0~1歳児の担任をしていた20代の女性保育教諭が7~8月ごろ、園児3人に対してそれぞれ、物置に閉じ込める、体を棒で突く、両足を持って引きずる行為をしたという。いずれもけがはないという。

 市こども保育課によると、9月に同園の関係者から「園内で虐待のような不適切な保育が行われている」との情報提供が寄せられたため、同署に相談したという。警察が捜査中のため、市はまだ調査ができていないといい、「提供者からは具体的な情報があったが、未確認のため詳細は言えない」としている。

 園でも、ほかの職員からの報告を受け、風間園長が9月初めに教諭に確認した。行為を認めたため、自宅待機とし、教諭は11月末で依願退職したという。

 園は、被害にあった園児の家庭に謝罪。近日中に保護者向けの説明会を開く予定だという。風間園長は「忙しさにかまけて対応が後手後手に回った。今後はこのようなことがないようにしたい」と話した。

 市には、昨年12月にも「同園で不適切な保育が行われている」との情報が複数寄せられ、今年1月に園長に聞き取りを実施。この時は虐待の事実は確認できなかったという。

 同園は2020年9月1日に市の認可を受けた。定員125人で、9月時点の利用者は54人。(竹田和博 野中一郎)

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