米電気自動車(EV)大手テスラは1日、電動トラック「セミ」の納入を始めた。同社はこれまでセダンやSUV(スポーツ用多目的車)などの乗用車を展開してきたが、構想の発表から5年で商用車の販売にこぎ着けた。
「発表以来多くのことが起きた。今晩、最初の製品を納入できることにとても興奮している」
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、トラック工場がある米ネバダ州での発表会でそう話した。
初の納入先は米飲料大手ペプシで、米メディアによるとペプシは15台のセミを導入予定という。発表会のライブ動画は、マスク氏が買収したツイッター上で配信された。
セミの充電1回あたりの航続…