クロアチア、選手名は「~ッチ」がずらり メジャーな命名法

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 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は2大会連続の決勝トーナメント(決勝T)に進んだ。初の8強進出をかけて戦う相手は、前回ロシア大会で準優勝したクロアチア。どんな選手がいるか調べてみると、気になることがある。名前の末尾に「ッチ」と付く選手が多いのだ。

 ロシア大会で最優秀選手賞を獲得したルカ・モドリッチ、今大会のカナダ戦で2得点を挙げたアンドレイ・クラマリッチ、監督もズラトコ・ダリッチ氏だ。登録選手26人中、18人の末尾に「ッチ」が付いている。

 同じく旧ユーゴスラビアセルビアも「ッチ」率が高い。26人中で「ッチ」が付かないのはネマニャ・グデリの1人のみ。監督もドラガン・ストイコビッチ氏だ。

 「全国名字大辞典」などの著作がある姓氏研究家の森岡浩さんは2018年の朝日新聞の取材で、この「~ッチ」は「~の息子」という意味で、「スラブ系諸国では広く使用されている命名法」だと説明している。

 アイスランドに多い「ソン」、ノルウェーに多い「セン」も同じ由来だ。

 森岡さんによると、「欧州では名字のない時代は『~の息子』と名前を名乗ることが多くあった。その後、名字の制度が生まれた時に、これをそのまま名字としたため、同じ末尾となることが多い」という。

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