中国のW杯中継、突如戻った「観客アップ」 コロナ規制緩和と同調?

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広州=奥寺淳
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 「観客の映像が戻ってきたぞ」

 中国のSNSに1日から、こんな投稿が相次いだ。国営の中央テレビが放映するサッカーのワールドカップ(W杯)で、別のシーンに切り替えられ、映らなくなっていたマスクなしの観客アップの画面が、11月30日夜の放送から突然、復活したのだ。背景には、中国国内のコロナ規制をめぐる動きがありそうだ。

 中国時間の2日未明に行われ、日本が2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたスペイン戦。

 後半3分、堂安律選手が右サイドから左足で同点となるミドルシュートを決めた。フジテレビの中継では、スタジアムに詰めかけた日本のサポーターは沸きに沸き、青いシャツを着た人たちは跳び上がり、抱き合って喜んでいる。みなマスクはしていない。

 こうしたマスクなしの観客アップの映像は、中国では先月25日前後からほとんど映らなくなっていた。

 中国では同月23日ごろから…

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    吉岡桂子
    (朝日新聞編集委員=中国など国際関係)
    2022年12月3日11時49分 投稿
    【視点】

    「中国では、共産党指導部が一つの方針を決めたら、いきなり従来とはがらりと変わった方向へ動き出すことが多く」と記事にあるように、人々もそのことに慣れていると思います。たとえるなら、どこかの通りが通行止めになっているが、なぜそんな措置がいきなり