(1日 W杯1次リーグE組 日本2-1スペイン)
ゲームのポイントは前半30分過ぎの変化にあった。
そこまでは前へプレスに出ていけないし、何点取られるんだろう、と思ってしまうような展開だった。
ところが、相手の配球役のブスケツやセンターバックに対して、急に田中や守田が出ていくようになり、谷口や板倉が前に出て相手MFを捕まえるようになった。
ベンチの指示なのか、選手がピッチで解決したのかはわからない。
が、あれで行けると感じたはずだ。ああいう守備をされたら、スペインでもそう簡単には崩せない。
スペインもドイツも先に点を取って、これで勝てると思ったのだろう。
そこに三笘や堂安ら勢いのある選手が入って流れを変えた。特に三笘の守備は素晴らしかった。
W杯で勝負を分けるのは戦術がどうとかではない、と私は言ってきた。
ボールにあと50センチ寄せ…