6万個以上売れた人気の「めかぶ」 Uターン社長がひらめいた仕掛け

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星乃勇介
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 三陸の海藻加工業者「丸繁商店」(宮城県気仙沼市)は、自社製品を一生懸命薄くする。普通は四角いパックに入っているメカブやアカモクを、平らなシートに収めてしまった。容量は同じだが、ぱっと見では冷凍庫のどこにあるか分からないぐらい、薄い。理由を聞いた。

 社長の小野寺薫さん(41)が、この秋に薄くした新商品を見せてくれた。

 「秋田県産のアカモクです」

 船のスクリューに絡まる厄介者扱いの海藻だ。

 「日本海側じゃ、立派なご当地グルメです」。釘を刺された。

 健康食品として注目が高まっているホンダワラ科の海藻の一種で、食物繊維であるフコイダンやミネラルが含まれる。秋田産を海水でゆで、無添加のまま薄く包装した。

 その名も「10秒deおいしいアカモク」。同じ容量(40グラム)のパック製品と比べると差は歴然。厚さわずか5ミリで、3枚重ねてもパック一つの厚さに満たない。

 冷凍保存しても、袋のまま42~43度のぬるま湯を10秒ほどかければ、普通のアカモクに戻る。水だと1分。台所にしばらく放置しておいてもいい。

環境にも配慮し、特許申請中

 冷凍庫で場所を取らず、長期…

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