世界陸上で誹謗中傷の投稿、27選手が被害 目に余る内容には制裁も
ニューヨーク=遠田寛生
世界陸連は2日、今夏に米オレゴン州ユージンで開催した陸上の世界選手権の期間中に、出場選手がSNS上で受けた誹謗(ひぼう)中傷の調査結果を発表した。
全出場選手のうち461選手の個人アカウントを調べたところ、寄せられた計42万7764件の投稿やコメントのうち、27選手に対する計59件が誹謗中傷にあたると判断した。
調査の対象としたSNSはツイッターとインスタグラム。誹謗中傷で最も多かったものが性的な内容で42%。人種差別が19%で続いた。
特に黒人選手への中傷がひど…