タンカー底部のかじの上で11日間航海 スペインで密航者3人を救助

多鹿ちなみ
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 スペイン領カナリア諸島に到着したナイジェリアからのタンカーのかじの上で、密航者の男性3人が見つかった。3人はかじの上で11日間の航海を生き延びたとみられ、脱水症状があり、病院に搬送されたという。

 スペインの沿岸警備隊が11月29日に投稿したツイートによると、タンカー底部の海上にせり出したかじの上の部分に、男性3人が座っている様子が写っている。米紙ワシントン・ポストなどによると、3人がいたタンカーは約5千キロ離れたナイジェリアのラゴスを17日に出発していた。

 欧米メディアによると、アフリカからカナリア諸島への移民は、地中海ルートの監視が強化されたあと、2019年後半から劇的に増加しているという。昨年、西アフリカからカナリア諸島へ渡った移民は2万人以上で、そのうち1千人以上が海上で死亡した。2020年10月にも、ラゴス発の石油タンカーのかじの上で4人の密航者が見つかっていたという。(多鹿ちなみ)

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