藤井聡太竜王、羽生善治九段とのタイトル戦「非常にうれしく」

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北野新太
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 竜王を初防衛した将棋の藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=が3日夜、対局後の会見に臨んだ。

 鹿児島県指宿市で前日から指し継がれた第35期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第6局で挑戦者の広瀬章人八段(35)に勝ち、4勝2敗で2連覇を達成。20歳4カ月での竜王防衛は、渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=が2005年に防衛した際の21歳7カ月を17年ぶりに更新する史上最年少記録に。なお、羽生善治九段(52)は20歳で迎えた1990年の竜王初防衛戦で失冠しており、藤井竜王は先人の屈した壁を越えたことになる。

 感想戦終了後の会見での質疑は以下の通り。

 ――初防衛の思いを。

 「今期を振り返ると苦しかっ…

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