路上に針が入ったドッグフード、散歩中の犬が… 事案相次ぎ捜査
村上潤治 中村英一郎
カッターナイフの刃やくぎ、針が差し込まれたドッグフードなどが神奈川県内各地の路上で相次いで見つかっている。座間市では散歩中の犬が食べて手術を受けるなど、4月以降、少なくとも県内12カ所で確認された。県警は何者かが意図的に置いたとみて、動物愛護法違反容疑で調べるとともに、防犯メールで注意を呼びかけている。
マンションが立ち並ぶ横浜市金沢区。犬の散歩をしていた女性が11月24日午後5時ごろ、コンビニエンスストア近くの路上で刃物のようなものが刺さったウィンナー2個を見つけた。通報を受けて調べた金沢署によると、長さ3センチほどのカッターナイフの刃が刺さっており、防犯メールで「小さな子どもが触ってけがをしないように」と注意を呼びかけた。
近くでシバイヌの散歩をしていた女性(65)は「犬仲間の友だちに聞いた。怖いので、夕方の散歩は懐中電灯でよく道を照らして注意している。警察は取り締まってほしい」と話した。
県内12カ所で同様の事案
県警によると、金沢区で4月…