埼玉のアパートで50代男性死亡、腹部などに傷 殺人容疑で捜査

仙道洸 森下友貴 川野由起
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 埼玉県川口市芝塚原1丁目のアパートの一室で2日午後2時45分ごろ、住民の男性の訪問診療に訪れた男性医師が「呼びかけに応答がなく、窓越しに室内を確認したら人が倒れていた」と川口署に通報した。室内でこの男性が血を流して倒れており、その場で死亡が確認された。県警は3日、男性が殺害された疑いがあるとして特別捜査班を設置し、本格捜査を始めた。

 県警によると、死亡したのは独居とみられる無職須永尚樹さん(56)。腹部などに刃物で刺されたような傷があり、死因は臓器損傷による出血性ショックだった。発見時は和室に仰向けで倒れていた。玄関や窓は施錠され、室内に荒らされたような痕跡はなかった。

 県警は現場検証や周辺の防犯カメラの映像の分析などを進め、交友関係やトラブルの有無を調べる方針。

 アパートを所有する男性(59)によると、須永さんは杖を利用し、介護サービスを受けていた。男性は「約1週間前に見かけたばかりで、整理がつかない。何が起きたのか知りたい」と話した。須永さんが介護ヘルパーとゴミ出しをする姿を見かけたという近所の女性(88)は、「普段は平和な住宅街なので不安。家族で気をつけて戸締まりをしたいと思う」と述べた。(仙道洸 森下友貴 川野由起)

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