オランダが8強、米国に3-1で勝利 ドゥムフリス1得点2アシスト
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は3日、決勝トーナメントが始まり、オランダ(世界ランク8位)が米国(同16位)を3―1で下し、3位に入った14年ブラジル大会以来の8強入りを果たした。
オランダは前半10分、自陣からパスをつないで攻め上がると、右からDFドゥムフリスがワンタッチでクロスを送る。これをFWデパイが右足で狙い澄ましてゴール左へ決めて、先取点を奪った。前半終了間際には、またも右のドゥムフリスがクロス。今度はDFブリントが右足で流し込み、リードを広げた。1点差に迫られた後半36分には、左からのブリントのクロスに、逆サイドの大外でフリーになっていたドゥムフリスが左足で合わせて突き放した。ドゥムフリスは1得点2アシストの活躍。
米国は前半3分にFWプリシックがGKと1対1の絶好機。同43分にはFWウェアが強烈なミドルシュートを放ったが、いずれもオランダGKノペルトに阻まれた。後半31分にFWプリシックのクロスに合わせた途中出場のFWライトが1点を返したが、あと一歩及ばなかった。
オランダは9日、準々決勝でアルゼンチン(世界ランク3位)と対戦する。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。