クロアチアと新潟県十日町市、20年来の深い縁 「複雑な気持ち…」

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友永翔大 松田果穂
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 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会。日本が6日(現地時間5日)に決勝トーナメントで対戦するクロアチアは、新潟県十日町市の市民と深い縁がある。2002年日韓大会をきっかけにした交流は20年来続いている。

「一流選手はマナーも心遣いも一流」

 「複雑な気持ち。クロアチアにも勝ってほしい」。日本とクロアチアの対戦に、十日町市の元市職員上村良一さん(75)は困惑した表情だ。

 市は日韓大会で、クロアチア代表の事前キャンプ地となった。当時、キャンプ推進委員会事務局長だった上村さんは、2週間のキャンプ期間中、代表チームと市民との交流の調整を担った。地元の子ども向けのサッカー教室に9度に及ぶ公開練習など、代表選手らは快く応じてくれた。

 ニコ・コバチ選手は同市を去る直前、背番号10のユニホームを贈ってくれた。「一流選手はマナーも心遣いも一流と思い知らされた」。以来、ユース代表などクロアチア関係者が来日すれば応援に駆けつける。

 市とクロアチアとの交流は、日韓大会以降も深まった。大会翌年、「クロアチアカップ」と名付けたサッカー大会を創設。同国サッカー協会からカップが贈られ、毎年開催してきた。昨夏の東京五輪パラリンピックでも、事前キャンプ地に選ばれた。

得点王シュケルの名前をもらって居酒屋開店

 市内の居酒屋「だぼる」のオーナー、貝沢友哉さん(53)もクロアチアとの関係が深い一人だ。

 「すごい選手なのに優しい」…

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