新生の福岡国際マラソン開催、沿道からは多くの声援

椎木慎太郎
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 世界のトップランナーが集まる福岡国際マラソン日本陸上競技連盟、福岡国際マラソン実行委員会主催)が4日、福岡市内で開かれ、参加した73人の選手が市内を駆け抜けた。このうち53人が完走した。

 世界記録が2回生まれるなど、多くの名勝負の舞台になった福岡国際マラソンは昨年、第75回を最後にその歴史に一度幕を閉じた。復活を望むファンの声を受け、今年からは県や日本陸上競技連盟などが主催している。

 発着地点の平和台陸上競技場近くの舞鶴公園付近には世界のトップランナーを一目見ようと多くの観客が集まり、沿道から声援を送った。福岡市中央区の派遣社員田中美紀さん(48)は、30年ぶりの沿道での観戦を夫と息子と3人で楽しんだ。

 小学生の頃からの福岡国際マラソンのファンで、結婚前までは、沿道で観戦するのが恒例だった。結婚して市内の南区に引っ越してからは足が遠のいていたが、昨年末、実家がある中央区に帰ってきた。久々に、選手たちが目の前を通るのを待つ間の胸の鼓動で、子どもの頃の気持ちがよみがえった。「息子にもマラソンの雰囲気を体感させることができてうれしい」

 マラソンが趣味の同市早良区の会社員石野寿朗さん(53)は、ゴールに近づいても力強く走る選手たちを見て驚いた。「こんなペースで最後まで走るなんてすごい。自分も頑張らないと」と笑みをこぼした。(椎木慎太郎)

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