イラン、ヒジャブ取り締まる風紀警察を「廃止」 デモの沈静化狙いか

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飯島健太
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 イランの現地メディアは3日、女性が髪を隠す布「ヒジャブ(ヘジャブ)」を適切にかぶっているか否かを専門に取り締まる風紀警察が廃止されたと報じた。22歳の女性がヒジャブの着用をめぐり逮捕後、急死した事件を受けた反政府デモは2カ月以上、続いている。

 地元紙シャルグなどによると、モンタゼリ検事総長が宗教関係の会合で演説し、出席者の質問に答える形で「風紀警察はすでに廃止された」と述べた。一方で、同氏は司法当局がヒジャブをめぐる取り締まりを引き継ぐとも話した。

 首都テヘランで9月、マフサ・アミニさんが風紀警察にヒジャブのかぶり方が「不適切」という理由で逮捕され、3日後に急死。警察官の暴行を疑う声が上がり、政府を批判する抗議行動として全土へ広がった。今も局所的に続いている。

 風紀警察は2006年、保守…

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