昆虫のにおい抑えたコオロギ餅、秘密は米ぬか オール山形で新商品

坂田達郎
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 米ぬかを食べて育ったコオロギのパウダーをもち米に入れた新商品を、乾麺や餅を製造する城北麺工(山形市)が開発した。エサを動物性の飼料から切り替え、昆虫特有のにおいが抑えられたという。

 商品名は「やまがたコオロギ玄米もち」。良質なたんぱく源となり、環境負荷が少ないことで知られる「昆虫食」に着目し、昨年10月から開発を進めてきた。

 当初は食用コオロギを餅に混ぜた際、特有のにおいが強く出てしまった。そこで、食用コオロギを養殖するハイジェントテクノロジー山形工場(新庄市)の協力を得て、もち米を精米する際に出る米ぬかを飼料にしてみた。するとにおいが抑えられ、香ばしさが残るコオロギが育ったという。

 コオロギパウダーと一緒に、米ぬかそのものも県産もち米100%の切り餅に混ぜたことで、なめらかな食感に仕上がったという。城北麺工の担当者は「地域の企業が力を合わせて循環型モデルを構築し、『オール山形』の商品にできた。焼いたり、色々な味付けをしたりして食べてほしい」と話す。

 全国の小売店や城北麺工の通販サイトで5日から売り出す。240グラム(餅6切れ)が税込み864円。問い合わせは同社(023・643・5501)へ。(坂田達郎)

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