クロアチアとの決勝トーナメント1回戦を控えた4日夕、代表チームは仕上げの練習を非公開で行った。久保建英を除く25人がピッチで汗を流した。
練習後のミックスゾーン取材に、最後に姿を現したのは主将の吉田麻也だった。
過去、日本が3回はね返されてきたベスト8への壁。柔らかな表情は準備が整ったことを物語る。気負いのない、適度な緊張感。冗談も挟みながら、前回大会から4年を経て臨む大一番について語った。
「ベスト16の壁を破るためにいろいろなものを犠牲にしてやってきた。1次リーグを突破しないとここには来られない。逃せば、また4年後にしか機会は巡ってこない」
クロアチアは試合巧者として…