サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で、全64試合を無料で生中継しているインターネット放送局「ABEMA」(アベマ)。日本の1次リーグ3試合の中継に出演した元代表の本田圭佑選手の解説が、SNSで話題を呼んでいる。どんな魅力があるのか。
「しゃべりたいことをしゃべる」。ドイツ戦の開始前にそう宣言して現地のスタジオの解説席に着いた本田選手。「オフサイドでしょ」「(アディショナルタイム)7分?!」などとファンがつい口にしそうなことを言ったかと思えば、選手目線からの深い考察や技術論を語る。11月23日のドイツ戦の前半、押し込まれていた日本のシステムの変更を提案。後半、実際に採られた戦術が「その通りになった」とSNSで盛り上がった。
面識ない選手は「さん」付け そのわけは
一緒にプレーしたことがある親しい選手を「ごんちゃん」(権田修一選手)、「タケ」(久保建英選手)などと愛称や呼び捨てで呼ぶ一方、面識のない若い選手には「三笘(薫)さん」「鎌田(大地)さん」と敬称を付す使い分けも話題を呼んでいる。
本田選手はドイツ戦の翌日…